ひとのハウスリストを借りて訴求!ターゲット層がカブっているメルマガを見つけましょう。

メルマガ広告

メルマガ広告とは、他者が配信しているメールマガジンで、自社の広告を配信してもらうこと。一般に、[号外][特別便]などと題して配信されることが多い。

|売りかた大全集

メルマガ広告の概要

 メルマガ広告では、著名人から一般企業に至るまで、他者が配信しているメルマガに「乗っかる」形で広告を出すことができます。もっとも、メルマガ広告を受けれている場合に限ります。自社配信リストが少なくても、多くの見込み客にアピールすることができます。

 送り主(第三者)の影響力も借りられるため、自社にとって有力な配信者を見つけることができれば、強力な売りかたとなります。とはいえ、商材によっては、購買訴求をするよりも有望リストに加えるようなゴール設定の方が適切なこともあるので、戦略的に活用してください。

 掲載の仕方としては、通常のメルマガの下部や中段などにスペースをとってもらう簡易的な形式から、1通まるまる宣伝文を記載できる形式まで様々です。出稿内容などによりどちらがいいかは検討しましょう。

また、1通まるまる宣伝文の場合はは、「広告」「PR」と件名表記されることもあるため、配信者本人が送っている通常のメールマガジンに対し、開封率は下がります。採算を検討する際は、通常配信の開封率ではなく、同じ送り主が過去に送ったメルマガ広告の開封率を参考にしましょう。

メルマガ広告を導入すべきなのは

 メルマガ広告は、メインターゲットが同じであって、競合はしない商品・サービスの取扱事業者がメルマガ配信元となる場合は、特に有効です。また、ある程度長いストーリーを読ませることで購買意欲が高まりやすい商品・サービスの場合にも、配信者の影響力を借りる分、最後まで読んでもらえる可能性が高くなるため有効に使えます。

BtoCの市場においては、メールを日々チェックするような層に対し、メルマガ広告限定オファー(特典)が用意できると効果が期待できます。また、BtoBの市場においては、直接的な購買訴求というよりは、資料ダウンロードやウェビナー申込みをCTA(行動喚起)に設定して、有望リスト獲得をゴールに設定することで、有効に使えます。

他方で、相性がよく、かつメルマガ広告を実施してくれる配信元は限られています。また、htmlメールでないと開封率や反応率が取得できないため、正確な効果検証は難しいという点も気をつけて活用しましょう。

メルマガ広告の成功ポイント

メルマガ広告を導入の際は以下の点にご留意いただくと、成果が出やすいです。

 ①相性のいい配信元を探す:自社にとって優良な配信元は、限定されます。少なくとも登録者にふるいはかけているか、せめて分類をしていることが前提で、かつ、対象としたい購読者数が数千〜万に達するメルマガでないと費用対効果が合わないことが多いです。

 ②その後のシナリオを準備する:メルマガ広告は、配信元の軒先を間借りして営業するようなものです。そこでフロントエンド商品の購入があったり、資料請求があっても、その後のフォローが貧相では、成果は限定的になってしまいます。

 ③限定オファー(特典)をつくる:受け手からしても、配信者にとっても、なぜこの商品・サービスをこのメルマガで紹介しているのか、という理由が必要です。「このメルマガ限定オファー」をぜひ取り入れましょう。

④メルマガに合わせたライティングにする:配信元がどのように送ってくれるのか?などにより文章量や記載事項は変わります。また、スマホで読むことも多いので、適度な改行などにも気をつけておきましょう。

メルマガ広告をほかの売りかたと比較

メルマガ広告を、よく比較される売りかたと並べてチェックしてみましょう。

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メルマガ広告の導入・運用・改善にあたっての注意点

メルマガ広告では、以下の点にご注意ください。

 ①CTA(行動喚起)は分かりやすくする:見込み客は通常のメルマガほど注意を払って読んではいません。CTAがどこにあって、クリックしたらどうなるのかは分かりやすくしておきましょう。

 ②頻繁には使えない:1通まるまる宣伝文の場合は、同じ配信元が連続で何通も送るのは不自然になってしまいます。従って、1通1通が重要な要素となりますので

 ③課金体系に注意:1通あたりいくら、1クリックあたりいくらなど、課金体系が独自に決まっていることが多いです。特にクリック数に対しての課金の場合は、広告費が膨大になる可能性があるので、CAC(顧客獲得単価)をしっかり計算しておきましょう。

④計測できないこともある:htmlメールの場合は計測が可能ですが、テキストメールの場合は一般に計測ができません。メルマガ広告専用ランディングページを作るなどの工夫が必要になります。

メルマガ広告の導入5ステップ

step.1  配信元を探す

 適切な配信元がいなければ、メルマガ広告はできません。広告代理店が仕切っているもののほか、相性の良さそうな企業ページなどを見に行って、メルマガ登録ボタンがあれば直接聞いてみるのも手です。

step.2  全体戦略の中での位置づけを決める

 メルマガ広告でフロントエンド商材への購買へ直行させるのか、有望リストをつくるのか、セミナーへ誘導するのかなどで、メルマガ広告が果たすべき役割が変わります。

step.3  打診して交渉する

 メルマガ広告の単価は配信元やメインターゲットによって様々です。自社内でのCAC(顧客獲得単価)計画を明確にして交渉しましょう。

step.4  入稿して配信してもらう

 メールの種類により、入稿内容やターゲットの絞り込みが異なります。届いたかどうかは正確には分かりませんが、送ったかどうかは分かりますので、確認しておきましょう。

step.5  検証・改善する

 メルマガ側では効果測定が出来る場合とできない場合があります。通常よりも資料ダウンロードがどのくらい増えているか、等の相関でみる方法も準備しておきましょう。

おまけ.スベらないダンドリシート

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メルマガ広告に関してよくあるご質問

Q.htmlメールとはなんですか?
A.Webサイト制作で使われるプログラミング言語で作られたメールで、レイアウトや文字色が自由にアレンジできたり、画像が入れ込めるほか、開封率の計測や長いキャンペーンリンクも自然に入れることができます。
Q.配信元をどう探せばいいですか?
A.広告代理店に問い合わせてみて、適切なものがなければ、隣接業界などの企業のホームページを見に行きます。また、従業員さんが仕事の参考にしているメルマガの送り主などはいいかもしれません。
Q.効果を把握するにはどうしますか?
A.テキストメールのみで効果を把握するには、専用のランディングページを用意する、資料ダウンロードやセミナー登録などの実行動で判断するなどがあります。
Q.有名人のメルマガも使えますか?
A.その方によります。代理店経由で依頼できる場合もありますし、こういったものは送れて、こういったものは送れない、など、個別事情があります。まずはその方のメルマガを取って観察してみるといいでしょう。

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