SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)とは、インターネット上での交流の仕組み。
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SNSの概要
SNSで定期的に情報を発信しつつ、ダイレクトメッセージ機能で直接やり取りをしたり、リンクからランディングページやオウンドメディア、その他に遷移させることができます。アカウント開設などは無料でできるため、手軽にはじめられますが、自アカウントの投稿が表示されるアカウント(フォロワー)の数を集める必要があります。
各SNSごとに特徴があり、利用している年代にもバラつきがあるので、適切なものを選んで運用します。アカウント開設にあたっては、企業の公式とするか、従業員や経営者の名前で運用するかの2パターンがあります(両方つくってもOKです)。一般に、フォロワーを集めやすいのは個人アカウントです。
SNSは、ひまつぶしだけでなく、最新の情報を入手するために使われることも、一般的になっています。検索ツールとしての需要に応えていくこともできるでしょう。フォロワーが集められない、という場合は、SNS投稿の間に広告を出すこともできます。SNS広告では、当然のことながら、フォロワー以外にも表示させて行動喚起をすることが可能です。
対、見込み客を先に考えるだけではなく、まずは既存客のファン化をねらって運用することも有効です。こちら側が承認しなければフォロワーに追加しない設定ができるので、限られた相手だけへの内輪な情報や、限定商品などの発信が可能となります。
SNSを導入すべきなのは
SNSは、いかにハイペースでフォロワーを増やしていけるかがポイントです。従って個人の既存客が一定数存在する場合には、特に有効です。また、経営者の顔が広かったり、著名である場合も有効です。
しかしながら、そうした企業は多くはないと思いますので、SNS広告と併用して活用していくことになるでしょう。通常の投稿では、商業的な雰囲気は嫌われる傾向にあるので、積極的に商品をアピールしたい場合も、やはり広告を活用します。
SNSの成功ポイント
SNSを導入の際は以下の点にご留意いただくと、成果が出やすいです。
①自社らしい投稿を心がける:SNSアカウントはひとつのキャラクターで、人格がある、という意識で運用しましょう。それにより、そうした雰囲気が好きな方がフォロワーになっていただける可能性が高まります。逆に、衆目を引きたいからと、奇をてらった発言や、配慮のない言動は厳禁です。
②早期にフォロワーを増やす:既存客のほか、役員の友人や知人など、自社に好意的なフォロワーを早期に増やします。そうした人たちが見ていてくれる、という緊張感も、運用を長続きさせる点で有効です。
③チェックしたくなるような情報発信を継続する:自社が発信したい内容ではなく、受け手がチェックしたいような内容を、継続的に発信します。このとき、受け手は普段の集中力の10%程度でぼんやり見ているため、難しい内容ではなく、やさしいコトバで、ビジュアル的にも分かりやすく投稿しましょう。
④CTA(行動喚起)を適度につくる:SNSでの関係性から、そのまま購入に向けた動線をつくるなら、当然ですがCTA(行動喚起)となるリンクが必要です。まずはプロフィールに設置しておき、そのリンク先としては、ランディングページ・コーポレートサイト・メルマガ登録など様々です。目的に応じて変えておきましょう。
SNSをほかの売りかたと比較
SNSを、よく比較される売りかたと並べてチェックしてみましょう。
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SNSの導入・運用・改善にあたっての注意点
SNSでは、以下の点にご注意ください。
①炎上に注意:SNSではいわゆる炎上(投稿に対するバッシングが拡散してしまうこと)に最も注意が必要です。思わぬ顧客ばなれが生じてしまうことにつながりかねません。リスク管理ができないのであれば、導入自体を見送りましょう。
②一定の投稿頻度を心がける:まばらに投稿して、しばらく放置では、フォロワーは増えませんし、印象に残ることもありません。投稿する時間を決めてコツコツ継続しましょう。
③フォロワー数よりも閲覧数と行動数:チャット形式のため、長文をスクロールして読ませることには向いていません。長文すぎると、タップしないと続きが読めないこともあります。したがって、相手にどのように表示されているかは十分気を付け、不要な定型部分などは外していきましょう。
④半年程度は他投稿をみておく:適当なアカウントを作成して、似たような業界や、真似できそうな投稿内容について情報を集めます。過去どのような投稿が伸びたのか(いいねがたくさんついたか)をしっかり把握しておきます。
SNSの導入5ステップ
step.1 ゴール設定をする
SNSを導入して、何をするのかを明確にします。ファンと交流するためか、見込み客をプロフィールに置いたリンクに誘導するためか、などです。曖昧なままスタートすると、曖昧な成果しか生まれず、継続も難しいため、時間の浪費に終わってしまいます。
step.2 SNSとコンテンツ選び
設定したゴールのために、どんな内容をどのSNSにどんな頻度で投稿していくかを計画します。また、CTA(行動喚起)をどこに設置していくかなど、全体戦略の中で考えます。
step.3 流入経路を決める
SNS内部でフォロワーを集める以外に、オウンドメディアや名刺,ショップカードに記載したQRコードなど、様々な媒体からの流入が期待できることを忘れてはいけません。ただし、他の売りかたへの動線より、優先的に扱うかどうかには注意が必要です。
step.4 運用を開始する
実際に運用開始したら、まずはフォロワーを集めることと、「いいね」のボタンを押してもらうことをお願いしてください。これにより、投稿が色々な人に表示されます。マジメに投稿を頑張るだけでは時間がかかりすぎます。
step.5 検証・改善とフォローをする
フォロワーが多いに越したことはないのですが、それよりも、ゴール設定に対して指標をおいて、それが達成できたかをしっかり検証します。
おまけ.スベらないダンドリシート
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SNSに関してよくあるご質問
Q.無料ですぐに集客できますか? |
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A.無料での運用だけでは、かなり難しいです。最低半年〜1年はガマンが必要です。すぐに成果を出したければ、広告をしっかりと使ってください。 |
Q.代行業者に丸投げでもいいですか? |
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A.オススメはしません。なぜなら、代行業者はあなたの会社らしさが分からないからです。会社のイメージとマッチしないような運用では、全体戦略の中で違和感が生じてしまいます。 |
Q.投稿内容が思いつきません |
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A.お題を決めて社内で募るなど、色々な角度から拾いましょう。思わぬ方の案が伸びることもあります。お題は[業界の豆知識やマニアックだけど好きな風景・仕事のふとしたときに感じることや感傷的なシーン・商品あるある、など]様々考えられます。 |
Q.なかなかゴールにつながりません |
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A.ターゲットを間違えているかもしれません。投稿と同じような広告を出して検証し、SNSでのターゲットを変えるか、SNSの種類を変えるか、投稿の内容を考え直しましょう。 |
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