ちょっとそのQR読んでみてもらっていいですか?から自動化につなげてみましょう!

名刺,ショップカード

名刺,ショップカードとは、自社および担当者の名称や連絡先を配布するためにカード上に記載したもの。

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名刺,ショップカードの概要

 社員ひとりひとりに用意される名刺に対して、お店でひとつ作っているものをショップカードといいますが、ここでは統一して扱います。自己紹介や、郵送物に同封するのが使い道となります。ビジネス上は、ダイレクトメールやWeb広告などが取引の最初の一歩となりますが、ひと対ひとの最初の一歩は、やはり名刺交換と言えるでしょう。

 オンライン商談全盛の世の中では、もはや無用の長物となるかと思いきや、オンライン名刺というものも登場するくらい、この名刺,ショップカードに対する信仰は深いといえます。小さなカードの中に、様々なコトバやロゴ・イラスト・写真などを配置して印象に残すか、次につなげるかなど、色々な技があみ出されてきました。

名刺,ショップカードを導入すべきなのは

 ひと対ひとで販売する必要がある商品・サービスの場合は必須です。また、顧客とはWeb上のシステムがやり取りしてくれても、協業先や仕入れ先への挨拶や、大きな取引先であれば受付で2枚要求されるなど、あなたがよほどの有名人でない限り、名刺かせめてショップカードだけでも用意していないと困る局面があります。

 用途の広さとコストの低さを考えると、導入しておかない手はないでしょう。では、その名刺,ショップカードにどのような工夫を凝らす余地があるのか、といった点についてお伝えしていきます。

名刺,ショップカードの成功ポイント

名刺,ショップカード導入の際は以下の点にご留意いただくと、成果が出やすいです。

 ①個人的な情報を入れる:名刺交換してすぐは、一般にアイスブレイクという雑談が入ることが多いです。ここでまず、話題になるのは名刺に書いてあることですが、いきなり商売の話に入るわけにもいきません。また、あなたが売り込みに行っているわけですから、相手の警戒を和らげておく必要があります。個人の趣味や出身地など、当たり障りはないが引き出しの多いことを記載しておきましょう。ショップカードの場合は、直前にでもコメントなどを書ける余白をつくっておきます。

 ②CTAを入れる:ひとつだけCTA(行動喚起)を入れ、名刺交換時にコトバでも伝えます。どんなCTAかというと、QRコードが最も適しています。ステップメール登録フォームに飛ばしてその場で登録してもらえれば、打合せが終わってから登録する手間が省けますし、単純に、名刺の内容登録をできるようにする方法も有効です。ショップカードの場合は、公式LINEの友達登録が最も有効で、ついでSNSフォローです。

 ③直通か携帯電話の番号を入れる:わざわざ名刺交換をしておいて、再度、こちらから距離を取る必要はありません。すぐにあなたに連絡が取れるようにしておくべきです。もし引き合いが多すぎて、自分で受けられない状況までいったなら、電話代行を依頼し、「秘書です」と言って出てもらえればいいだけです。

名刺,ショップカードをほかの売りかたと比較

名刺,ショップカードを、よく比較される売りかたと並べてチェックしてみましょう。

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名刺,ショップカードの導入・運用・改善にあたっての注意点

名刺,ショップカードでは、以下の点にご注意ください。

 ①不要なコトバを入れない:広告では、「余白は何も売らない」と言いますが、名刺,ショップカードでは違います。一般に、名刺をスミからスミまで読んでくれるのは、あなたに対して何か売り込みをしたい人だけで、あなたが売り込みに行っている場合は一瞥して終わりです。そのときにこれでもかと言わんばかりに肩書や資格が列挙されていては混乱を与えるだけです。

②フリガナをふる:私の場合もそうですが、初見では読みにくい名前や、複数の読み方候補がある場合など、フリガナは必須です。ずっと名前を間違えられていては、いちいち気になってしまい、セールストークの妨げになります。

 ③更新費用を検討する:部署名を変えたり、営業ではなくコンサルタントと呼ぶことにしたりと、名刺は更新することが多いです。ショップカードも、新規出店や住所変更だけでなく、要素を入れ替えることもあります。したがって、結果的にそれなりのコストになってしまっているケースがあるので、更新していく費用にはご注意ください。

 ④追記の規定をつくっておく:こだわり出すと、あの手この手で印象に残ろうと、様々な追記をしてしまいがちな名刺,ショップカードですが、虚偽記載や誇大広告などのリスクも抱えています。余白に追記していい内容は予め決め、徹底しておきましょう。

名刺,ショップカードの導入5ステップ

step.1  CTA(行動喚起)を決める

 上述の通り、名刺,ショップカードには、ひとつだけのCTA(行動喚起)をつくると有効に使えます。何をCTAとするかについては、最初の段階で決めておきましょう。それにより、他要素の配置も変わります。また、配布後の流れ(営業はがきを書く・ステップメール登録など)も決めておきましょう。

step.2  必要な要素を選ぶ

 CTAが決まったら、それに必要と思われる要素を配置します。とはいえ、名刺のデザインはある程度制約があり、社名や名前といった基本情報を記載しないわけにはいきません。QRコードの上か下にマイクロコピーを書くくらいで精一杯かもしれません。

step.3  製作する

 パンフレットなどの基本的なセットと一緒に外注するケースが多いですが、名刺は内製化も苦ではありません。ネット印刷などではテンプレートが用意されているので、よっぽどこだわりがない限りはそれで十分です。デザインにこだわるなら、初回は外注し、追加注文やマイナーチェンジは自社でできるようにしておきましょう。

step.4  配布する

 名刺は、配れば配るほど見込み客の連絡先がゲットできるという独特のツールである、という見方もできます。名刺管理ソフトやCRM(顧客関係管理)を活用して、社内で情報を共有できるようにしておきたいところです。

step.5  検証・改善する

 実際にCTAに誘導できたのがどのくらいの数あったか、全営業がCRMやステップメールのシステムに登録したかなどをチェックして、適宜改善していきます。

おまけ.スベらないダンドリシート

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名刺,ショップカードに関してよくあるご質問

Q.資格はすべて書いた方がいいですよね?
A.そうとは限りません。業務上の免許にあたる資格は記載しておいた方がいいですが、それ以外は、絞り込んでおきましょう。大したことのない肩書がたくさんあると、自信がない印象になります。
Q.QRコードはいつ読んでもらいますか?
A.いつでもいいですが、決めておきましょう。名刺交換して席について雑談をしているとき、会社の紹介をしているとき、打合せが終わり次の日程調整をしているときなどが切り出しやすいと思います。
Q.古い名刺は使い切った方がいいですよね?
A.捨ててください。特にCTAを変えた場合など、古いものを使っているだけで機会損失が生まれていきます。また、部署名や役職が変わった場合など、前のものを手書きで訂正するなどはきちんとしていない印象を与えてしまいます。
Q.複数パターンあってもいいですよね?
A.推奨しません。名刺入れの中、店舗のレジに複数パターンあると混乱します。尚、2つ以上の組織に属している場合などで、肩書を別々に伝えないといけない場合はどちらも渡してください。

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ちょっとしたギモンから、本格的な検討まで、お気軽にご相談ください。

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