自己開示もシステマチックにやりましょう!ひと対ひとを大事に。

自己紹介

自己紹介とは、商品・サービスではなく、それを取り扱う人(特に代表者やセールス)の個人的側面を紹介するコンテンツ。

|売りかた大全集

自己紹介の概要

 自己紹介は、セールス関連の資料内に入れておいたり、独立した1枚のリーフレットとして用意する、Web上にページをつくるなど、様々な形で活用されます。来歴にはじまり、趣味や特技など、内容も様々です。ほとんどの方は、就業前の学生時代にも何度となく作成してきたと思いますが、ビジネスにおいても、やはり作成すべきです。

 商品・サービスの品質はもちろん大事ですが、購買においては「どんな人がそれを取り扱っているか?」ということが、決定的な要因となることがあります。オンライン上でものが買えるからこそ、ひと対ひとを感じて購買をしたいということです。会社の代表者や、社員に親密さを感じてもらう上では自己紹介による自己開示が第一歩となります。

自己紹介を導入すべきなのは

 自己紹介は、特にBtoBビジネスにおいて、成約までのリードタイムが長いため、リレーションの構築が必要な場合は、特に有効です。また、オーナー系の企業においては、代表者の自己紹介(特に来歴)は、代表者がもつ固有のストーリーは商品・サービスの一部であると言えます。「◯◯さんがつくっている◯◯」と、ひとくくりで認知されるため、より重要です。

社員においては、特に顧客接点のあるセールスチームにおいては各メンバーのものを用意させましょう。内容は、他愛もないものでもOKです。商品・サービスには直接関係のない事柄(出身地や趣味など)に共通項がみつかり、急激にリレーションがよくなるという事例は枚挙にいとまがありません。

もちろん、いかに親密度が高まったとはいえ、セールスプロセスのクオリティを落としていいわけではありません。しかしながら、商品・サービスの多様性と複雑性が高まっている市場においては、見込み客からみて商品力には差がないことも多く、親密度の重要性は増す一方だといえます。そうした場合は、。

自己紹介の成功ポイント

自己紹介を導入の際は以下の点にご留意いただくと、成果が出やすいです。

 ①プライベート感ある内容を入れる:おカタい経歴も重要ですが、あえて自己紹介をコンテンツとして作成する上では、より「ひととなり」が伝わるような、プライベートな事柄を入れておきましょう。出身や家族、ペット、趣味や特技、休日の過ごし方などが定番です。

 ②近影を入れる:BtoBにおいては特に、先方の担当変更があったり、そうでなくとも期間が空いたりします。そんなとき、顔写真付の自己紹介が役に立ちますが、あまりに昔の写真では実際に会った時びっくりさせてしまいます。頻繁に撮りなおす必要はありませんが、数年に1回は差し替えましょう。

 ③ショートムービーを活用する:まだ会ったことのない見込み客でも、動画で姿と声などを確認することで安心感を持ってもらいやすくなります。もっとも、自己紹介は、それ自体では役に立たないコンテンツであることも多いので、数秒〜30秒程度の短いもので十分です。

自己紹介をほかの売りかたと比較

自己紹介を、よく比較される売りかたと並べてチェックしてみましょう。

(作成中です。もうしばらくお待ち下さい)

注)各項目については、独自の調査等により記載しております。追加・修正のご依頼はこちらからお願いします。

自己紹介の導入・運用・改善にあたっての注意点

自己紹介では、以下の点にご注意ください。

 ①コンプライアンスに留意:経歴で前職名などを使いたい場合や、その他の固有名詞をそのまま使う場合、使用許諾などに注意してください。また、間違っても遠回しな批判のように受け取られないようにしましょう。また、社員のプライベートを深堀りしすぎて、ストーカー被害などにあわないように注意しましょう。

 ②政治・宗教・野球はNG:いわゆる、意見が割れてケンカになりやすい、とされる話題は避けましょう。特定のチームなどのファンであることは結構ですが、わざわざ敵をつくりにいく必要はないので、自己紹介からは削除してください。

自己紹介の導入5ステップ

step.1  ひな形をつくる

 各社員がそれぞれ作成すると、ひとによってやる、やらないが出てきてしまうため、ひな形を作成して、必要とするメンバー全員が作成するようにしましょう。

step.2  各社員に作成させる

 ひな形を配布して、作成させ、一箇所にまとめておきます。これにより、資料などを作成するときの効率化が図れたり、出来のいいものをピックアップして、作成例をつくれたりします。

step.3  コンプライアンスチェックする

 集約したら、ひとつひとつをチェックして、コンプライアンス上の問題点がないかを確認してください。

step.4  使用を開始する

 実際に、各種媒体などに掲載していきます。顧客の心理を考えて、メインコンテンツの前後(セミナー資料なら冒頭、オウンドメディアなら最下部の執筆者欄など)に配置しておくようにしましょう。

step.5  検証・改善する

 計数的な効果測定はしにくいですが、各社員は見込み客や既存客からの発言で効果を実感します。社員アンケートなどを定期的に実施して、得られたフィードバックを取りまとめておきましょう。

おまけ.スベらないダンドリシート

お役立てください。

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自己紹介に関してよくあるご質問

Q.社員が乗り気ではありません
A.趣味や特技、好きな小説など、ネガティブ要素を含む可能性の少ない項目を選んでください。オススメの商品の使い方、なども有効です。また、セールスチームのみ名刺の裏側に記載欄をつくるなど、体制に応じて工夫してください。
Q.誇れるような経歴ではありません
A.全く問題ありません。経歴や実績を見せびらかすためにあるわけではなく、親密さを高めるためのものなので、学歴や職歴は必ずしも入れなければならないことではありません。
Q.代表者の感動ストーリーを入れたいです
A.長文のものである場合はストーリーで書けますが、「ずっと上手くいっている」はNGです。なぜ創業したかという社会的課題にはじまり、創業時に立ちはだかった大きなカベ、上手くいったと思ったら更に大きなカベ、というようにつくっていくと伝わりやすいです。
Q.ECだけの販売でも有効ですか?
A.リピーター獲得には特に有効です。無機質な相手よりも、どんな相手と取引をしているかが分かった方が、印象に残りやすいです。

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ちょっとしたギモンから、本格的な検討まで、お気軽にご相談ください。

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