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アフィリエイト

アフィリエイトとは、インターネットメディアに成果報酬型の広告を掲載してもらう手法。多くはASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)を経由する。

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アフィリエイトの概要

 企業や個人が運営する、ブログ・SNS・メルマガその他のインターネットメディア内で、商品・サービスの広告をしてもらい、予め定めた条件(クリック・資料請求・成約など)に応じた手数料を支払います。尚、自社独自のアフィリエイトを構築することもできなくはないですが、多くは、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)を経由します。

 通称アフィリエイターと呼ばれる個人から、企業サイトまで様々なインターネットメディアが存在します。その中で、あなたの商品・サービスに関連した記事があれば、バナーを掲載してもらえば一定確率でクリックし、自社のランディングページへ遷移してもらえます。また、記事自体であなたの商品・サービスを紹介してもらえることもあります。

 一般に、報酬条件のハードルが低く、報酬単価を高く設定するほど、数多くのメディアが関心を持ちます。ただし、ASPはクリック後の決定率を表示しているため、クリック後の自社のランディングページの精度が低い、商品自体の評判が良くないなど、売りにくい要素があると効果が弱くなります。

 したがって、自社側で売る努力を一切しなくていいわけではありません。また、1件いくらの手数料がかかるため、CAC(顧客獲得単価)を前もって計算しておくことは必須です。

アフィリエイトを導入すべきなのは

 アフィリエイトは、日常的に関心が高いわけではないが、関心が高まった際は事前に情報を集める見込み客が多い分野で、かつ、フロント商材において魅力的な初回オファー・試供品・ホワイトペーパーを用意できる場合は、特に有効です。また、高粗利なバックエンド商材があり、CAC(顧客獲得単価)にコストをかけられる場合も有効です。

 自社以外のインターネットメディアで紹介してもらえると、ウィンザー効果(第三者の影響力)が使えるため、より情報の信頼性が高まりやすくなります。インターネットで、自社商品の周辺情報を探しにきた見込み客に対し、購買意欲をかき立てるような情報を提供してもらいましょう。

 そして、そこから遷移してきた見込み客に、初回値引き・返金保証でフロント商材を買ってもらったり、試供品・ホワイトペーパーなどを入手してもらうことで、有望なリストが入手でき、あなたが本当に販売したい高粗利なバックエンド商品を販売する流れがつくれます。

アフィリエイトの成功ポイント

アフィリエイトを導入の際は以下の点にご留意いただくと、成果が出やすいです。

 ①成功報酬はケチらない:事前にきっちりとCAC(顧客獲得単価)を計算する必要はありますが、バックエンド商品の販売まで考えて、成功報酬は可能な限り高く設定しましょう。メディア側は、数千点以上の広告から選びますので、魅力的な成功報酬にしておいた方が、より拡散されます。

 ②期間を決める:常時出しておく、というよりは一定期間を決めて出稿しておいた方が賢明です。常時出しておく場合でも、通常は低い成功報酬にして、キャンペーン時に大盤振る舞いという手もあります。問い合わせ対応や商品在庫など、自社が対応できるかどうか、状況にあわせて検討しましょう。

 ③情報をしっかり提供する:メディアに向けて、商品・サービスのベネフィットやUSP(ユニーク・セリング・ポイント)を解説しておきましょう。参加特典付のセミナーを開催するというのも有効です。書き手があなたの商品・サービスのファンになってくれれば、より有力な紹介ページを作成してくれます。

 ④ランディングページを整備する:せっかく見込み客がランディングページへ遷移しても、そこからの決定率(成約率や資料ダウンロード数など)が低ければイミがありません。メディアの紹介記事を読んで意欲が高まった見込み客を逃さないランディングページを整備しましょう。

 ⑤セルフバックしてもらい、ファンになってもらう:セルフバックとは、メディア運営者自身で商品・サービスを購入等した場合に成功報酬を支払う仕組みです。③とも関連しますが、やはり思い入れがあったり、使い心地などを体感したユーザーに薦めてもらうと効果は高まります。

アフィリエイトをほかの売りかたと比較

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アフィリエイトの導入・運用・改善にあたっての注意点

アフィリエイトでは、以下の点にご注意ください。

 ①コンプライアンスに気をつける:紹介メディアに記載された情報が、薬機法や景品表示法などの法令・条例等に抵触している場合は、広告主であるあなたが、第一義的な責任を問われるという見解が一般的です。記載NGな内容などをしっかり明記しておきましょう。

 ②CACをきっちり計算しておく:成功報酬を魅力的にすると、単価×拡散数で、支払い金額が大きくなります。それに対する予算を組んでおくことはもちろん、CACが適切かはしっかり計算し、余裕を持っておく必要があります。特に、成約あたりではなく、資料請求あたりでの成果報酬などでは気を付けてください。

アフィリエイトの導入5ステップ

step.1  商品・サービスとターゲットを明確にする

 どの商品・サービスを、どのターゲットに販売したいか?を明確にします。優良メディアであるほど、金銭的対価の前に、自社メディアで紹介して不自然ではないか?を検討します。よりマッチするメディアに選んでもらえるよう、特にターゲットは絞っておきましょう。

step.2  予算を組む

 LTV(顧客生涯価値)に対して、成功報酬込でのCAC(顧客獲得単価)が合っているかはもちろん、短期的には資金繰りにも注意が必要です。また、フロント商品を購入した顧客のフォロー体制から、バックエンド商品の販売プロセスまで、きっちり準備しておきましょう。

step.3  出稿内容を決める

 条件と成功報酬のほか、バナーを準備したり、どのような制限をかけるべきか、などについても決める必要があります。また、このときランディングページも整備しておきます。

step.4  審査して承認する

 申請のあったメディアを承認するかどうか、条件のありなしを決めておくことができます。ほとんどは事前の条件に応じておまかせで審査が終了します。

step.5  検証・改善する

 どのメディアから何件流入しているかのレポートがもらえるので、どのようなところから優良顧客が流れてくるかの傾向を分析したり、成功報酬増額キャンペーンでの反応、条件の変更(成約から資料請求にする、など)により反応の変化をみます。

おまけ.スベらないダンドリシート

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アフィリエイトに関してよくあるご質問

Q.掲載されたくないサイトもあるのですが
A.条件指定してください。特に、公序良俗に反する内容を掲載しているメディア等に掲載されることについては、回避する場合が多いです。
Q.決定率が良くありません
A.まずランディングページを見直し、次に、どのようなメディアから流入しているかを確認してください。可能なら見込み客の実際の動作を観察します。難しければカスタマージャーニーマップを書き、見込み客心理の理解に努めます。
Q.どのくらいの期間で出稿できますか?
A.スムーズにいけば、1〜3週間程度が標準的です。具体的な流れは、ASPにお問合せください。
Q.キャンペーンは必要ですか?
A.状況によります。閑散期が分かっている場合はそれに合せます。逆に、商品・サービスでの商戦期がある場合は、ライバルが報酬を上げてくる可能性もあるので検討してください。

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ちょっとしたギモンから、本格的な検討まで、お気軽にご相談ください。

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