コーポレートサイトとは、企業の本社サイトのこと。会社概要や代表あいさつ、その他網羅的な情報を記載する。
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コーポレートサイトの概要
企業が保有するWebサイトの種類は様々ですが、コーポレートサイトはその中でも本社的役割を担います。実際の本社が、企業の業容・実績や雰囲気をアピールしているのと同様、コーポレートサイトも取引先や見込み客に不安感を与えないよう構築しておく必要があります。
特に、指名検索(株式会社◯◯と検索されること)で表示されないと、余計な疑いや不安感を持たれることになりかねません。内容的には、事業領域や商品紹介のほか、代表のあいさつや会社概要、沿革、採用情報などが基本的な構成になります。
閲覧者は、気になった商品・サービスの運営元はどんな会社か?という観点で見に来ることが多いため、様々なページを回遊していきます。また、与信的観点で閲覧しにくる場合は、信用力がありそうかどうか?そもそも実在するか?等も見るポイントになります。
コーポレートサイトを導入すべきなのは
コーポレートサイトはすべての会社で導入すべきです。個人事業の法人成りで、会社というほどでもない場合は、ポートフォリオサイトという形態にしておくのもよいでしょう。用意されていないことが思わぬ失注を招いていることもありますが、それは認識できません。
しかし、実際にコーポレートサイトを公開し、アクセスを解析してみると一目瞭然です。新規顧客だけでなく、既存顧客においても、コーポレートサイトを訪れている形跡が見つかります。高価なものでなくても構わないので、ぜひ導入しておきましょう。
ただコーポレートサイトだけをつくるのもいいですし、直下にサービスサイトやランディングページ、店舗サイト、オウンドメディアを置いている企業も多いです。見込み客には回遊してもらう方がいいので、フッターを利用して戻れるようにしておくといいでしょう。
コーポレートサイトの成功ポイント
コーポレートサイトを導入の際は以下の点にご留意いただくと、成果が出やすいです。
①正確かつ最新の情報を掲載する:コーポレートサイトはしばしば公式と呼ばれます。つまり、企業の情報について書かれた記事がたくさんある場合でも、最終的にコーポレートサイトの情報が正しい、ということになります。プレスリリースも含め、正確かつ最新の情報に更新しておきましょう。
②事業内容は具体的に書く:よくわからないポエムを前面に出すのは趣味なので結構ですが、事業内容は具体的に書きましょう。コーポレートサイトを訪れる方は、少なからずあなたの会社について知ろうとしてくれています。「お客さまの価値を創造する事業です」など抽象的では見に来たイミがありません。具体的な商品・サービスを記載しましょう。
③権威性を高める:お客さま満足度調査の結果や取材された記事など、権威性を高める点に、よりチカラとコストをかけてください。見込み客があなたのコーポレートサイトを訪れる心理の大半があなたの会社に対する不安です。実績と証拠を示して、「こんな権威ある企業を今まで知らなかったなんて」と思わせてあげましょう。
コーポレートサイトをほかの売りかたと比較
コーポレートサイトを、よく比較される売りかたと並べてチェックしてみましょう。
(作成中です)
コーポレートサイトの導入・運用・改善にあたっての注意点
コーポレートサイトでは、以下の点にご注意ください。
①変に売りにいかない:回遊が前提のコーポレートサイトでは、訪問者はすぐにページを遷移してしまいます。ですので、購入の説得をするセールスコピーも、各種CTA(行動喚起)も効果が薄れることが多いです。それらはランディングページや他のサイトに任せておきましょう。
②チープな見た目は避ける:直接的な売りかたではないため、予算を抑えたくなりますが、それによりチープな見た目にならないよう、注意が必要です。シロウトが作ったようなコーポレートサイトでは、与信的にも不利になる可能性があります。
③コンプライアンスに注意する:著作権や肖像権その他、他人の権利を害さないように注意を払ってください。例えば、第三者が写り込んでいる写真を使ってしまったり、新聞記事の切り抜きを無許可で掲載してしまうなどです。
コーポレートサイトの導入5ステップ
step.1 内容と更新部分を決める
ほとんどが静的情報であるコーポレートサイトでは、一度決めた内容が変わることはそれほど多くありません。しかし、企業活動である以上、動的な部分も見せる必要があるので、例えばお知らせは必ずタイムリーに更新するなど、更新していく部分も決めておきましょう。
step.2 構成と外観を決める
どんな構成にするか、そしてどんなビジュアルにするかを決めます。コンセプトからこだわるのであればそれなりの費用をかけて、Webデザインの会社へヒアリングから実施してもらいます。
step.3 制作する
外注の場合は必要な情報を送って待つだけです。内製化する場合は、一時的にでも1人の専従社員を置いて進めてください。色々な人が思い思いに触ってよかった試しはありません。
step.4 公開する
公開においては、ドメイン(XXXX.co.jpの部分)が変更になる場合は様々な印刷物やWebサイトでもリンクURLに影響するので注意してください。また、社員に通達して、バグや間違いがないかを色々な人の目を通して確認しましょう。
step.5 解析する
来訪者を解析します。思わぬ企業が自社のコーポレートサイトを訪れているかもしれません。そうでなくても、どのページがよく見られているか?などで見込み客がどこに不安を持ちやすいのかのヒントが拾えます。
おまけ.スベらないダンドリシート
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プロが使っている、もっと詳しいフォーマットも利用いただけます
(外部リンクです。遷移先から取得してください)
コーポレートサイトに関してよくあるご質問
Q.店舗サイトだけではダメですか? |
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A.1店舗だけなら最初はそれでも構いません。ただし、複数店舗展開をしたり、銀行調達をする予定があるなどの場合は、用意しておいた方が無難ではあります。 |
Q.会社概要の掲載項目を教えて下さい |
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A.企業によりまちまちですが、[法人正式名称・代表者名・役員名・資本金・設立年月・取引銀行・主要な株主・顧問士業・本社所在地・支店所在地・定款上の事業内容・許認可番号]あたりが多いです。 |
Q.ミニマムでつくってもいいですか? |
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A.内製化であれば必要最小限の形からでも結構です。しかし、外注する場合、項目を増やしたりすることで追加料金が発生することが多いです。可能な限り網羅して盛り込んでおきましょう。 |
Q.問い合わせフォームに営業がきます |
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A.スパムをガードしたり、営業お断りの文言を記載すれば防げます。あるイミ、セールスコピーを客観的に見る機会として、余裕があればいくつか読んでみて、その後の流れまでを見込み客の立場で体験するのもいいかもしれません。 |
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