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公式LINE

公式LINE(LINE Official Account)とは、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で運用するビジネスアカウントのこと。主に集客に便利な機能が揃っている。

|売りかた大全集

公式LINEの概要

 日本人の2/3が日常的に利用するというLINE。そのビジネスアカウントで、豊富な機能[一斉配信・クーポン・ステップ配信・リッチメニューなど]が付加されています。また、ミニアプリという外部サービスが用意されていたり、API連携する外部サービスも探すことができます。「友だち追加」だけで見込み客との個別コミュニケーションが開始できるので、他の売りかたの第1ゴールに設定しておくことが多いです。

 お手軽さが強力な反面、それだけでは相手の具体的プロフィールは取得できない点は、通常のLINEと同様です。ターゲットを絞り込んでいきたい場合は、オファー(特典)付のアンケートや、シナリオが組める外部サービスとの連携が必要になります。シナリオとは、既読・クリックなどの行動によってフラグ立てし、それぞれ別のメッセージを送る機能です。

公式LINEを導入すべきなのは

 公式LINEは、店舗系のtoCビジネスで、リピートが必要な場合や、月額課金型の場合はもはや必須といえます。至るところにリードマグネット(友だち追加する手段)を設置しておきましょう。また、オンラインサロンなど、店舗も物理的な商品もない場合も、集客から顧客のファン化に至るまで有効な売りかたとなります。

 ステップ配信機能を使って、自動集客装置として機能させることもできますし、期間限定クーポンの一斉配信による行動喚起も定番です。他方で、友だち追加をするハードルが低い分、通知オフにされる可能性が高いということが言えます。配信内容は、コンテンツとして面白いか役に立つものである必要があります。

公式LINEの成功ポイント

公式LINEを導入の際は以下の点にご留意いただくと、成果が出やすいです。

 ①ステップ配信を有効に使う:起点となる日から順に複数のメッセージを送れるステップ配信機能があります。特に友だち配信をしたときから数日程度は、見込み客の興味・関心が高まっているので、何かしらの行動につながる動線を引いておきましょう。[試供品申込み・アンケート記入・期間限定クーポン・ノウハウ配信許可など]

 ②早期に見込み客を選り分ける:優先度の高い見込み客群と、そうでない見込み客群をグループ分けし、それぞれ送る頻度と内容を変えると成果につながりやすいです。来店勧奨への反応がいい見込み客群や、既読率が高い見込み客群はどんな属性なのかなどを収集・分析し、早い段階でグループ分けをしていきましょう。

 ③1文目にこだわる:メッセージを読むかどうかは、一覧画面か通知に表示される1文目によって判断されることが多いです。ついつい振り向いてしまう声掛けをすることで、より開封率を上げ、読ませたいメッセージを読ませたり、動画や画像を表示させることに繋がります。A/Bテストも有効です。

 ④顔の見える運用をする:公式と名前はつきますが、ふつう、店舗から案内を受け取るよりも、ひとからの方が親密度が高まりやすいです。「店長の◯◯です」「アルバイトの◯◯です」といった発信をしていきましょう。店舗数が多すぎたり、個人名が出しにくい場合は、マスコットでの運用も検討しましょう。

公式LINEをほかの売りかたと比較

公式LINEを、よく比較される売りかたと並べてチェックしてみましょう。

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公式LINEの導入・運用・改善にあたっての注意点

公式LINEでは、以下の点にご注意ください。

 ①友だち数のチェックを怠らない:自動化しやすいことの裏返しで、友だち数のコントロールがしにくいです。公式LINEでは、メッセージの総通数により料金が変わるため、放置していると、いつのまにかムダなメッセージを大量に送ってしまうことがありえます。

 ②適切な頻度を探す:頻繁に送りすぎると、かえって不快感を与えてしまうこともあります。既読率が下がっている場合などは、メッセージの内容だけでなく、頻度についても検証しておきましょう。

 ③可視性に気をつける:チャット形式のため、長文をスクロールして読ませることには向いていません。長文すぎると、タップしないと続きが読めないこともあります。したがって、相手にどのように表示されているかは十分気を付け、不要な定型部分などは外していきましょう。

公式LINEの導入5ステップ

step.1  計数計画を立てる

 運用がはじまると、色々なところから見込み客が流入してくるので、友だち追加を何件、優先度のフラグを何%に立て、どのグループで何件行動喚起に成功させる、といった計数的な計画はあらかじめ準備しておきます。カスタマージャーニーマップで整理しておくと見やすいです。その通りの数字にはなりませんが、運用開始してから、見るべきポイントが整理できます。

step.2  コンテンツを考える

 運用しながら調整はしていきますが、おおまかなコンテンツについては事前に練っておき、行き当たりばったりにならないようにしましょう。また、リッチメニューと呼ばれるトーク画面下のボタンをどうするか、プロフィールをどうするかなども設定の必要があります。

step.3  流入経路を決める

 公式LINEへの流入経路は、あらゆるところに設定できます。Webからだけではなく、QRコードを使うことにより、看板やリーフレット、名刺,ショップカードからの流入も見込めます。整理しておき、それぞれ何件来たかなど計測できるようにしておくと管理・改善でラクになります。

step.4  運用を開始する

 運用開始後は、数字のチェックが主ですが、最初のうちは、個別メッセージから、答えを用意していない質問や、ツッコミがきたりするので、内容もチェックしておきましょう。

step.5  検証・改善とフォローをする

 既読率・移行率・来店率などの見込み客の行動や、優先度高グループ人数などの主要な数字を追いかけ、改善していきます。このとき、メッセージの内容だけでなく、送った時期や頻度なども適切だったか確認しましょう。

おまけ.スベらないダンドリシート

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公式LINEに関してよくあるご質問

Q.使いこなせる自信がありません
A.スモールスタートをオススメします。まずは既存のリピーターとのコミュニケーションで使っていきましょう。操作に慣れたら少しずつ使う機能を増やしていきます。それから見込み客の流入をはじめる、といったステップで進めてください。
Q.代行業者に丸投げでもいいですか?
A.オススメはしません。なぜなら、代行業者はあなたの商品・サービスに詳しくないからです。ある程度自分で運用し、手が回らなくなるなら、部分的に代行依頼することも検討しましょう。
Q.どんなメッセージを書けばいいですか?
A.おおまかには5パターン準備できていればOKです。それは[登録時のあいさつ文・アンケート依頼・おトクなご案内・来店後のお礼・今月の案内]です。
Q.なかなか来店につながりません
A.強力なオファー(特典)を用意して、それでも来店が増えないなら、ターゲットを間違えているかもしれません。または、クーポン一辺倒で見込み客が慣れてしまっていることもありえます。あえて期間をあけたりすることも有効です。

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ちょっとしたギモンから、本格的な検討まで、お気軽にご相談ください。

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